実家じまいに至るまで、その3

実家じまい

その2の続きです。

母がグループホーム→特別養護老人ホームに入居となってから、少しずつ片付けを始めました。
もともと両親ともに片付けと捨てることが苦手な人だったようで、7DKの実家プラス両親が経営していた小さな魚屋兼、田舎の小さなスーパーのような店は、不用品でごった返していました。

築40年ほどの純日本建築の家には大きな押し入れがたくさんあり、その押し入れには何十年も使っていない贈答品の数々と、いったいいつこんなものを使うのか?という不用品でパンパンでした。

ぼちぼち片付けていたのですが、ぼちぼちやっていたら一生かかるだろうなぁというレベルでした。

7部屋もありますが、一人暮らしになって、当然ながら使うのは自分の部屋とダイニングキッチンだけ。
キッチンだけでも自分が使いやすく綺麗にしようと、かなりのものを減らし、建ててから一度も掃除していないんじゃないかと思えるぐらい汚かったシンク下や引き出しをピカピカに磨いたりしていました。

しかし今年の2月に入ってすぐの頃でしょうか。昔ながらの造りの家なので、お風呂場もお風呂の中もめちゃくちゃ寒いし、当然、暖房をつけている部屋以外はものすごく寒い。
一人暮らしを20年近くやっていた私には、この巨大な家の寒さと不便さがほとほとイヤになってきて「こんな家に住んでられるか〜!!」となりました。

で、ネットで物件探しを始めたら、まるで私のために用意されていたのではないかという物件(今、住んでいる家です)に巡り合い、家を処分しよう、実家じまいをしよう!という思いに至ったわけです。

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